反抗期

 子を持つ親にとって、子どもの成長は楽しみであり、その成長を間近で見れる喜びと幸いを感じていると思います。ただ、それと比例して大変な苦労を伴うのもしかりです。子どもが成長する過程で、親や家族を始め、身近な人に対して抵抗や反抗的な行動をとる反抗期は、特に多くのお母さんが辛い思いをしていることと思います。一般的には、2歳ごろに第一次反抗期そして、思春期にも第二次反抗期が起こりますが、最近はその間に中間反抗期もあると言われているようです。

 これらの時期は親もイライラしてしまいやすいですが、それは逆効果となってしまうので、ヒートアップしないよう大人が冷静になることが求められ、感情に任せて子どもを押さえつけるのでなく、正しいことと間違ったことをハッキリ教え、一人の人間として接することが大切だと言われています。

「神は忍耐をもって、これまで犯されてきた罪を見逃してこられたのです。」(ローマ3-25)

「主は…あなたがたに対して忍耐しておられるのです。だれも滅びることがなく、すべての人が悔い改めに進むことを望んでおられるのです。」(Ⅱペテロ3-9)

 聖書には天地万物を創造され、私たち人をお造りになった神について書かれてあります。人は進化の中で偶然の産物として存在しているのでなく、この方によって愛された者として造られたと語っています。また人の親がその子を愛するように、無償の愛で私たちを愛しておられる方と紹介されています。

 しかし、残念ながら人はこのお方に対して、生まれた時から反抗期の状態にあります。この方を無視し、背を向けて歩むことはこの方の前に罪であり、この罪の解決がなければ、神は私たちをさばかなければならなりません。もし神が人の親のようにイライラし、感情に任せた行動をとったらどうなるでしょうか。正しい神の前に誰一人として助かる望みはなく、すぐにでも滅ぼされなければならない存在でした。

 ところが、愛なる神は私たちにさばきを下すことを望まず、反抗する私たちに忍耐して下さっています。そして自分の罪を認めて悔い改め、反抗をやめてご自身の御元に帰ってくることを待ち続けておられる方です。

このあなたを愛してやまない方、忍耐深い聖書の神様について、集会においでになり、詳しくお知りになりませんか。